困りごとを見つける
こんにちは!
なないろ学習塾倉敷教室です。
今回は
塾にできること
について書いていこうと思います。
「塾は勉強するところ」
というのが一般的なイメージだと思います。
学校の授業についていけないならフォローアップ、
希望の進学先があるなら実力アップ。
目的は違えど、わかるようになること、
できるようになることを目指して学習する場、
という点で両者は共通しています。
もちろん講師として、学習面での関わりが多くなりますが、
学習でのつまずきを紐解いていくと、別のところでの困りごとに気づくことがあります。
たとえば、数学でわからない問題があったとします。
塾生は一生懸命、どこがどうわからないのか説明してくれます。
ただ、その説明が要領をえない、、、
なぜなら、自明のことを省略して説明するからです。
自分にわかっていることは相手もそれをわかっている、という前提で話すため、
前提を共有できていない側からすると、抜けている情報が多すぎて
何を言っているのかうまく掴めない。
まるで、自分は観ていない新作映画の感想をきいているときのように。
さて、その1事例で「この子はこうだ!」と断定することはありませんが、
何度かそういう場面が続くと、
この子はこれが苦手そうだから気をつけてみていこう、
と軽く意識しながら関わるようになります。
塾生との雑談や塾生どうしの会話をきいていると、
その苦手が対人関係の困りごとに繋がっていそうだな、
と感じることもあります。
本人には困り感がなくても、その言動で
周りの人が少し不愉快になったり傷ついたりすることもあります。
そういった場合は、その場で、本人の言動がどう見えるか言葉にして、
どこがいけないのか、どう変えていけばいいのか、を伝えます。
塾は学習の場であると同時に、困りごとの種を見つける場でもある。
講師としてできることは限られていますが、
どうすれば塾生の困り感を少なくできるか
この社会で少しでも生きやすい在り方を見つけられるか
常に考え試しながら塾生と関わっています。
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