協力関係
こんにちは!
なないろ学習塾倉敷教室です。
今回は
社会のなかでの塾の立ち位置
について書いていこうと思います。
学校、家庭、地域の連携…?
そんなのどこにあるん?
教職課程の授業で「学校、家庭、地域の連携」ときいたとき、
とっさに出てきた正直な感想です。
学校は、教育現場というより大人が働いている間子どもを預ける場所
家庭は、最低限子どもの生活を保障する場所
地域は、経済活動が行われる場所
大学生のときは、この三者が子どもの世話を押しつけ合っているようにしか思えなかった。
「連携」といって思い浮かべられるのは、せいぜいPTAや登下校時の見守りボランティアくらいでした。
教職課程では学びもたくさんありました。
自分が不登校だったからこそ、教員になって少しでも内側から変えていきたい、という思いも強く。
でも、文部科学省が求めるものを知るにつれて、
その思いより、この教育の枠組みの中では私が子どもたちを苦しめてしまう、
という思いのほうが大きくなっていきました。
それはまるで、私を死の寸前まで追い詰めた敵の全貌を見たような感覚でした。
不登校のとき、学校と家庭に苦しめられ
地域にも居場所がなく一人ぼっちで取り残された記憶が蘇って、
最終的に鬱になり、大学を退学せざるを得なくなりました。
塾は、この3つでいうと「地域」の部分でしょうか。
心も体も拒絶した教育現場で今、自分が働いていることに、なんともいえない気持ちです。
塾として、地域の中にあるひとつの場として、何ができるか。
まずは、存在への無条件の肯定。
ここにいてくれてありがとうと、常に思っています。
死の淵に何度も立ったからこそ、
生きていることそのものが最大の価値だと考えています。
次に、安心できる場であること。
恐怖や不安、緊張を感じる場では、学習どころではありません。
学校や、場合によっては家庭でも、子どもは否定にさらされています。
特性があればなおさら。
「ふつう」にできなくてもいい。
「自分なりに」できるようになれば。
そのサポートができるよう努めています。
つまるところ、それは不登校だったときの自分が欲しかった場なのです。
といっても独りよがりにならないよう、
親御さん、塾生、それぞれの声を大切にして。
教育の連携の輪の一員であれるように。
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