学びの基礎体力

こんにちは!

なないろ学習塾倉敷教室です。


今回は、

塾生と向き合うさい気をつけていること

について書いていこうと思います。


何よりも、コントロールしようとしない、ということに尽きます。


講師としてこうありたいという理想

塾に通わせる親御さんの思い

塾の日のお子さんの気持ち


それぞれの思惑が絡み合うなかで、

塾としてお子さんの学習をサポートしています。


正直なところ、塾生に対しては、

塾に通い続けてくれているだけで100点満点だと思っています。

学校があり、部活があり、学童があり・・・

塾の前にも十分頑張っていて、さらに塾にも来てくれる。

それだけで、十分素晴らしいことです。


といっても、受講費を頂いている以上、

講師として、それに見合う仕事をする必要があります。


学校や部活で疲れていてやる気が出なくても、

最低限宿題は終えられるよう、

いつからならできそうか、どの教科からなら取り組みやすそうか、など

塾生と一緒にその日の学習の流れを考え、

学習に向かえる状態になるようサポートします。


さらに、宿題以上の余力があれば、

塾で用意している教材を用い、とくにつまずきのある単元を中心に、

どこでつまずいているのか、どう説明すればその子にとって理解しやすいか

観察、分析、検討しながら学習のサポートをしています。


講師としては、テストの点数を上げるより、

学校という組織を出てからも自ら学び続けられる基礎体力をつけてほしい

という思いで塾生と関わっています。


当塾が主に対象とするグレーゾーンのお子さんは、

特性ゆえの行動が、学校では「問題行動」とみなされ、

教員の叱責の対象になりやすく、

また、そのような自分ではどうしようもない行動を

無理やり封じ込まれることで

大きなストレスを感じてしまう

ということがあります。


さらに、発達特性の有無にかかわらず、

認知特性上、学校の提示する学習方法が合わない、という要素も組み合わさり

大人が想像する何倍、何十倍もの苦痛を感じている可能性もあります。


それは例えば、

思い立ったらすぐ行動しないと落ち着かなかったり、

貧乏揺すりやペン回しをしているほうが集中できたり、

発話しながらのほうが暗記しやすかったり、

方眼ではなく白紙のノートのほうが文字を書きやすかったり、

といったことです。


実際、「学校ではちょっと動くだけで先生に注意される」と話してくれる塾生がいたり、

学習をサポートする中で軽く質問してみると、「マス目が邪魔」と教えてくれる塾生がいたりします。


学校での学習方法と違うやり方を示すと混乱するお子さんもいるため、

そこは慎重になりつつも、塾として、お子さんが自分の特性を知り、

自分に合ったやり方で学習に取り組んでいけるよう、関わり方を工夫しています。


もちろん、テストの点数を上げ、良い成績をとることも大事ですが、

それ以上に、塾での関わりを通して、

テストのために勉強する、ではなく、

自分が生きやすくなるために学び続ける、

という姿勢を身につけていってほしい。


そのために、まずは講師が、塾生一人ひとりの特性をきちんとつかむこと。

教科の得意不得意より以前の、無意識に出る学習への向かい方を知ること。

コントロール、という側面から言えば、

一般論でダメだと決めつけない、こちらのやり方を押し付けないこと。

それを何よりも大事にして、塾生と関わっています。



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