対等であること
こんにちは!
なないろ学習塾倉敷教室です。
今回は、
塾生と関わるさい、意識していること
について書いていこうと思います。
「講師」という立場にいると、自分のコントロール性に鈍感になりやすい。
立場上、強制力をもって塾生に何かやらせること、あるいは止めさせることは、可能です。
もちろんそれは、学習であったり、ルールやマナーの遵守であったり、といったもの。
ただ、一方的な押しつけにならないよう、お子さんの気持ちを訊いてみる、
という段階を踏んでから、こちらの希望を伝えるよう心がけています。
おしゃべりが止まらなかったり、スマホを触っていたり、
立ち歩いたり、他の塾生にちょっかいを出したり・・・
たとえお子さんが、塾という場では適当でない行動を取っていたとしても、
いったんそのままにしておく、どういう背景でそのような行動に至ったのか考えてみる。
一度やんわり注意をして、そのあと、なるべく具体的に
「あなたのこの行動は、この場において、どういう点で、どう適切でないのか」
伝え、そして、「だから、こうしてほしい/これはやめてほしい」と伝えます。
そうすると、お子さんから何らかの反応が返ってきます。
こちらの希望を理解、納得し、言う通りにしてくれることもあります。
一方、納得できない、そもそも話を聞いていない、という場合もあります。
反論が返ってきたときは、いくら屁理屈でも、主張を最後までききます。
その子なりの論理の組み立てを知りたいからです。
子どもの言葉だからと軽んじて、真剣に取り合わないことがないよう努めています。
話を聞いていないときは、少しそのままにしておきます。
間をあけて、もう一度こちらの希望を伝えます。
はじめのときとは少し表現を変えてみたり、少し譲歩した案を伝えてみたりします。
言うことを聞かせる、というより、
どういう伝え方なら、うまくこちらの言葉が届くか、に重点をおいています。
当然のことながら、毎回うまくいくわけではありません。
あまりにも他の塾生の学習を妨げている場合には、きつく注意することもあります。
塾が終わったあと、この対応は良くなかったな…
と反省することも多々あります。
というか「今日はいい感じにいった!」という日は片手で数えられるくらいです。
そして、私はそう思っているけれど、
お子さんにとってどうだったかは、また別なわけで…
とにかく、一人の人間として接する。
言葉の価値は、年齢も立場も関係なく等しい。
この軸をしっかり保って塾生と向き合っています。
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